トヨタ、単体での09年度世界生産を620万台レベルと想定

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トヨタ:09年度世界生産620万台レベル 90万台減 - 毎日jp(毎日新聞)

トヨタ自動車は27日、09年度の単体ベースの世界生産台数を08年度見通し(708万台)から約90万台減となる620万台レベルとする方針を取引先に提示した。トヨタが年間の生産台数を示すのは、昨秋の米国発金融危機に伴う自動車販売の急落後初めて。過去最高だった07年度の868万台から約250万台の減少となり、世界自動車市場の深刻さが改めて浮き彫りになった。
 
トヨタは昨年末、例年行っている翌年の暦年生産販売計画の公表を「先行きが極めて不透明」として見送った。今回の生産見通しは取引先に新年度の生産体制の参考として「目安」を示したものだが、世界市場の先行きが依然不透明なため、具体的な台数の提示を避けて「レベル」と表現した。
 
ダイハツ工業、日野自動車を含めたグループの09年度生産台数は700万台を割り込む可能性も出てきた。

08年度下期の販売レベルが通期で続くと考えると、このような数字になってもしょうがないですね。

在庫調整が一段落したとしても、需要が戻ってこない限りは苦境は続きます。

asahi.com(朝日新聞社):トヨタ、新年度生産620万台に 採算ライン目標も割る - 愛車

渡辺捷昭社長は昨年12月、今期の連結営業損益が赤字に転落する見通しを発表。その際に「年間の世界販売台数が700万台になっても利益が出る企業体質への転換を目指す」とした。700万台を採算の目標に設備投資や労務費を削減する方針だが、達成は難しい状況。生産ラインの恒常的な停止などの追加措置が必要になる可能性もある。
 
トヨタは今年2~4月、国内の生産台数を前年の半分以下とする大幅な減産を実施。在庫の圧縮を目指しているが、販売台数の落ち込みが続き、計画ほど圧縮が進んでいない。

在庫削減は順調で5月から3割増産という話もあるし、どっちが本当なんだかよく分からないね。