asahi.com(朝日新聞社):独オペルがGMから分離へ 経営再建策を公表 - ビジネス
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のドイツ自動車大手オペルは27日、経営難に陥っているGMから分離することを柱とする経営再建策を発表した。
発表によると、投資を募ってGMの出資比率を減らし、傘下を離れる。ただ、技術分野などの提携は維持する見込み。人員削減を進めるほか、ドイツ国内4工場の集約を検討する。
再建には独政府の支援が必要だとして、政府の信用保証など33億ユーロ(約4100億円)の金融支援を要請する。支援の条件としてGMからの分離を求めてきた独政府は、これに応じる構えだ。
GMから離脱したとしても、単独で生きていくのは厳しい訳で、前途は多難です。
将来の欧州の自動車産業は、一部のプレミアム・メーカーを除いてエアバス社みたいになるかもしれないですね。
米GMが独オペルを分離、政府に33億ユーロの支援要請(ロイター) - Yahoo!ニュース
分離後も米GMはオペル株式の過半数を保有するが、外部投資家の出資比率が25%以上を超える見通し。オペルはこれまで80年間、GMの100%子会社だった。
フォスター社長は「工場閉鎖や従業員の一時解雇に関する決定はまだない」としたうえで、雇用を確保しながら過剰生産能力を縮小できるならば、GMは生産施設の売却も行うと述べた。
オペルって戦前からGM傘下だったんですよね。
日本でも一時はヴィータが売れた時期があったんですが。 残念ですね。