セントラル自動車 本社工場の宮城移転は予定通り

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asahi.com(朝日新聞社):トヨタ、宮城の新工場着手へ 対中ロ輸出拠点の期待 - 愛車

トヨタ自動車は11日、宮城県内での新工場建設に着手する。トヨタは09年3月期連結決算で3500億円の純損失を予想、投資計画を軒並み中止、延期しているが、東北の工場は将来の需要増が見込まれるロシア、中国への輸出拠点として期待される。そのため、整備は必要との判断をしたようだ。
 
新工場計画は07年秋に公表された。100%子会社で車両製造のセントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場を宮城県大衡村に移転し、10年に「カローラ」級の小型車生産を開始する。年産能力は10万台で、投資額は約440億円。既存の関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と合わせ、東北は年産50万台規模となり、東海、九州に次ぐトヨタの第3の国内生産拠点となる。
 
東北はトヨタ本拠地の愛知県より賃金が1~2割安く、1台あたりの利益が少ない小型車の生産で、有利とされる。張富士夫会長は昨秋の講演で、新工場に絡み「中ロを見据えた戦略を練らなければ」と述べ、シベリア鉄道を利用した輸出拠点とする考えを示している。

移転なので国内生産能力が増える訳ではないですが、ただでさえ余剰能力を抱えているのだし、見直すのかなーと思ってました。

セントラル自動車 - Wikipedia

2010年秋、宮城県黒川郡大衡村の第2仙台北部中核工業団地内に、本社並びに工場を移転し、操業を開始する予定。これを受け、同工業団地を縦貫する東北自動車道に宮城県が大衡ICを新設し、また、国土交通省が三本木PAをスマートIC化することを決めた[1]。さらに、仙台港の再整備[2]や、仙台港~北上駅(関東自動車工業岩手工場が所在)~秋田港~ロシア・ボストチヌイ港~シベリア鉄道~ヨーロッパと繋ぐ貨物の「環日本海シーアンドレール構想[3]」の実証実験が行われるなど、東北地方の自動車産業や流通に多大な影響を与えている。

これだけ期待されて、いまさら中止できないもんね。