支那エンジンの多くは、カムスプロケットが32Tになっていることが多いようです。
これは元になったWave110などがそうだからで、日本で売られていたスーパーカブはタイ生産のC100EXを含めても28Tでした。
マレーシアで購入したWave110のクランクには、16Tのタイミングスプロケット(14311-KFL-850)が組まれていました。
このクランクは先日、井上ボーリングに芯出しに出していますが、タイミングスプロケットが再利用できなかった場合に備えて、マレーシアで発注している部品リストの中にも入れてあります。
ところでこのタイミングスプロケット、日本では入手できないのかな? と思って調べてみたら、なんと日本で販売されている機種で使われていました。
その機種はなんと、スーパーカブデリバリー50の08Mでした。
ということは...
当然ですが、カムスプロケット(14321-GBJ-M30)も32Tになります。 つか、FIカブ50やFIモンキーはカムスプロケットが32Tなんですね。 気がつきませんでした。
もし取付ボルトのピッチが12Vカムと同じなら、支那エンジンに12Vカムを使うのがラクになりますね。
ところで、カムスプロケットが大きくなってるのに、カムチェーンのリンク数が変わらないということは、クランク軸とカムシャフトの距離が近くなっているということなんでしょうね。