小沢代表、強気の反論 検察批判し「嫌疑は晴れる」

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asahi.com(朝日新聞社):小沢代表、強気の反論 検察批判し「嫌疑は晴れる」 - 社会

口から出る発言は強気一辺倒。会見の大半は、解散・総選挙が取りざたされるなかで強制捜査に着手した東京地検に対する批判だった。
 
「今までやられたことがなかったような、政治的にも法律的にも不当な国家権力、検察権力の行使だ」「公権力が思うままに権力を行使するなら、社会は暗澹(あんたん)たるものになるだろう」。マイクが置かれた机に両手をつき、やや前のめりの姿勢で力説する。冒頭の発言は13分に及んだ。
 
「進退は」「謝罪の言葉がないが」。質問が飛ぶ。
 
小沢代表はコップの水を口に含み、「私自身何らやましいことはない」「遠からず嫌疑は晴れる」と繰り返した。

意外に本人逮捕に繋がりそうなくらい深刻だからこそ、強気に出ているのかもしれませんね。

検察はライブドア事件の時と同じように、マスコミに捜査情報をリークすることで世論を見方につけようとしています。

NIKKEI NET(日経ネット):「献金元は西松建設」、会社側が小沢氏秘書に伝達か

準大手ゼネコン西松建設が民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」に違法献金したとされる事件で、同社側が、小沢代表の公設第1秘書で陸山会会計責任者、大久保隆規容疑者(47)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=に対し、2つの政治団体からと装った献金の実際の出し手が西松建設であると伝えていたことが4日、東京地検特捜部の調べで分かった。
 
特捜部は、政治団体を隠れみのにした迂回(うかい)献金であると大久保秘書が認識していたことを裏付けるとみて、献金の経緯について調べを進めている。小沢代表が違法献金を認識していたかどうかについても慎重に調べるもようだ。

他にもいろいろと出てますね。

小沢氏秘書逮捕:「隠れみの献金」に警鐘 露骨な西松手法 - 毎日jp(毎日新聞)

今回、西松建設による不正な献金は与野党議員や地方自治体の首長を問わず行われており、特捜部も広く捜査を進めてきた。その中で、小沢代表の資金管理団体への献金額が他の政治家と比較して突出して多かったため、立件を優先したとみられる。地検幹部は「(逮捕された)会計責任者は違法献金だったと知っていたのは確実」と断言する。
 
ただ、政界や法曹関係者の間では、「なぜ小沢代表の団体だけなのか」「今回の虚偽記載の額(2100万円分)が今後、立件の有無を判断するハードルになるのか」との声も聞かれる。特捜部は真相解明とともに、こうした疑問に対し丁寧な説明を迫られるだろう。

西松から献金を受けた他の議員は戦々恐々でしょうね。

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西松建設ヤミ献金 不明朗、3つの流れ - MSN産経ニュース

16~18年には、民主党の小沢一郎代表や自民党の森喜朗元首相ら国会議員8人の資金管理団体に、献金やパーティー券購入で計約3000万円を支出。また自民党二階派の政治団体「新しい波」(二階俊博代表)に、パーティー券購入で818万円を支出するなどしている。西松の人事部と政治団体代表者が課長級以上の社員を団体の会員に選出し、1口6万円の会費納入を依頼。会費は年2回の賞与に上乗せし、西松側が穴埋めしていた。

山岡賢次も危ないな。 釣り合いを取るなら、検察は自民のシンキロウと二階にも手入れをすべきじゃないのかな。

asahi.com(朝日新聞社):西松前社長「献金はダム受注目的」 影響力を期待 - 社会

小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる違法献金事件で、政治資金規正法違反容疑で逮捕された準大手ゼネコン「西松建設」前社長の国沢幹雄容疑者(70)らが東京地検特捜部の調べに対し、「小沢代表側への献金はダム工事などを受注するためだった」などと供述していることが関係者の話でわかった。
 
実際、西松建設は06年に、国土交通省が発注する岩手県内のダム工事の一部を約100億円で受注。同社側はこの受注を献金の成果と受け止めていたという。
 
特捜部は、西松建設が東北地方のダムなど大規模公共工事の受注で便宜を図ってもらうよう期待して小沢代表側への献金を続けていた疑いが強いとみて、同代表の公設第1秘書と陸山会の会計責任者を兼ねる大久保隆規(たか・のり)容疑者(47)=政治資金規正法違反(虚偽記載など)容疑で逮捕=らが公共工事の受注に関与していたかどうかなどについて調べを進めるものとみられる。

政治資金規制法は突破口で、本丸はこちらを贈収賄で立件したいということでしょう。 なんせ贈った方が「賄賂だった」と言ってるんだもんね。