鈴木社長 「絶対に赤字にしてはいけない」

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スズキの10年3月期予想、営業利益9割減も黒字確保へ | ビジネスニュース | Reuters

売上高は前年比23.5%減の2兆3000億円、経常利益は同74.9%減の200億円、当期利益は同81.8%減の50億円を見込む。会見した鈴木修会長兼社長は「当社は内部留保もないし、絶対に赤字にしてはいけない」と述べた。とくに厳しい上半期の営業損益はゼロ円を想定しているが、鈴木社長は「とにかく1円でも良いから黒字を確保するという意味合いだ」と語った。

すごいなぁ。 他メーカーより為替を 5 ~10 円は固めに見ているし、これ以上は下振れはしないだろうと思いますけどね。

NIKKEI NET(日経ネット):スズキ、09年3月期最終黒字確保 アジアの利益が日本を上回る

全体の営業利益は769億円と49%減少。このうちアジアの営業利益は353億円と37%減にとどまり、初めて日本(287億円)を上回った。12日に日産自動車とマツダの決算発表が控えるが、自動車10社で前期に最終黒字を確保したのは、小型車や効率経営に強みがあるスズキ、ホンダ、ダイハツ工業の3社だけだった模様だ。

日産は相変わらず業績発表が遅いね。

それはさておき、

【決算】スズキは利益が半減,「クルマは人間輸送機になった」 - クルマ - Tech-On!

記者会見で景況感を問われた鈴木氏は,同社を取り巻く状況について以下のように語った。「景気が良くなるかどうかよりも,今回の不況で人々のクルマへの考え方が変わったことに注目している。大手メーカーの高級車なら今まで通り『動く応接室』(というコンセプト)でもいいだろうが,軽自動車はいまや『交通手段』『人間を輸送する機械』と捉えられているようだ。『交通手段なら所有しなくてもレンタルやリースでいいや』という考え方で,若者のクルマ離れが進んでいる。当社にとっては厳しい状況だ」。こうした産業観から,環境対応車の開発に関して「電気自動車やハイブリッド車以上に,現行のガソリン・エンジン車の燃費向上が重要。排気量1.3Lクラスで燃費改善が進んでいるのに比べ,軽自動車の燃費改善が遅れている」との考え方を示した。

軽自動車としては「人間輸送機」は本来あるべき姿だろうと思います。 むしろ豪華になりすぎているのでは?
「アルト 47万円」くらいの衝撃をスズキがお見舞いしてくれることを望みます。