トヨタの今期業績予想は三味線?

正念場のトヨタ 切り札は“両刃の剣”(産経新聞) - Yahoo!ニュース

自動車業界や株式市場の目を見張らせたのが、22年3月期の業績予想だ。71年ぶりの歴史的な赤字となった前期の2倍近い8500億円。国内の製造業としては過去最大の規模だ。
 
「どうしてそんなに赤字が膨らむんだ。ウチは脳天気といわれないか」
 
100億円の営業黒字予想を公表したホンダ幹部は、肝を冷やした。

「100億円の営業黒字」だって自慢できるようなもんじゃねーだろう。 そういう発言自体がノーテンキだって。

ところで新型プリウスの価格設定は、“チーム章男”の最初の成果だそうですが、

当初、性能を大幅に向上させた新型の価格を現行モデルの約240万円から引き上げる考えだった。(中略)
 
これに対し、章男氏は販売現場からの意見を集約させ、生産現場には、どこまでコストを低減できるか調査を指示。最後は章男氏の「鶴の一声」で、205万円に決まったという。
 
ただ、“チーム章男”の決断を危惧する声もある。販売店も想定できなかった安値設定によって、他のトヨタ車種が売れなくなるというリスクをはらんでいるためだ。
販売店関係者は「ウチはトヨタ自動車であって、プリウス自動車じゃない」と不満を隠さない。

ホンダみたいに、「プリウスを買いに来た客が、ウィッシュを買って帰る」というふうになればいいのですがね。