asahi.com(朝日新聞社):トヨタ、国内生産回復へ 9月計画、前年比8割近くに - ビジネス・経済
トヨタは昨年6月から期間従業員の採用を停止しているが、社内では「秋からの人手は大丈夫かという議論がちらほら出てきている」(伊地知隆彦専務)。今後、採用再開の動きも出てきそうだ。
ただ、生産回復は車種によって明暗が分かれる。トヨタはハイブリッド車の新型プリウスの9月の生産計画を、これまで2万9800台と想定していたが、5万600台へ上方修正。6月以降は、ヴィッツやアルファード、ヴェルファイアも増産するが、カローラフィールダーや超小型車iQは減産が続く見通しだ。
新型プリウスがほかのトヨタ車の需要を奪っている面があり、新車販売は依然、低迷している。トヨタは10年3月期連結決算で8500億円の営業赤字を見込むが、黒字回復は厳しい状況だ。
非正規雇用者の雇い止めとかありましたが、募集を再開しても集まるのかな? そういう仕事のニーズというのは、常に一定してあるんだろうけど。