日産自動車 ロシアのサンクトペテルブルクで工場が稼働(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
サンクトペテルブルク工場では、スポーツタイプ多目的車(SUV)「エクストレイル」と中大型セダン「ティアナ」の2車種を製造する。フル稼働すれば、年間5万台の生産能力があるが、当面の間は年間1万8000~3万6000台の水準にとどまる見通し。景気の回復状況を見極めながら、第3の車種として大衆車の生産も検討していく。
国際的なエネルギー価格の高騰を背景に、豊富な地下資源を持つロシアの自動車市場は急速に拡大、昨年の乗用車販売台数は05年の2倍となる280万台にまで拡大した。しかし、昨秋の経済危機以後は一転して冷え込んでおり、「今年の販売台数は昨年の半分になる」(日本メーカー関係者)との悲観論も出ている。日産は昨年、ロシア国内で15万4000台を販売したが、今年1~4月は、前年同期比37%減に落ち込んでいる。
政治的な案件なので、稼動延期は出来なかったのでしょう。
原油価格の値上がりすれば、ロシア経済が復活する可能性もあるので、それを待つしかないですね。