ハイブリッドが2割になればクルマが変わる!?:日経ビジネスオンライン
関:問題はコストです。コストの制約がなければ、内燃機関と組み合わせる中で、ディーゼルハイブリッドが僕は一番高効率だと思います。ディーゼルの得意なところって、実は高速なんです。基本、全開してもリーンバーンのままですから。ディーゼルの高速燃費って、ガソリンに乗っている人から見るとびっくりするぐらい良いですよ。
F:ガンガン回しても燃費が良い?
関:燃費良いです。ところが乗用車向けのターボディーゼルには弱いとこがあって、あのクルマを都内の渋滞で乗るととんでもないことになる。こんな車乗りたくないというぐらい、下がスカタンなんです。加給するまで(ターボが効くまで)まったく走らない。
F:するとメルセデスのアレも?
関:頑張ってはいますけど下はかなりキツい。最初のツキが全くない。で、出足のツキはモーターが得意とするところなので、ハイブリッドにすればお互いの欠点を補うことが出来る。
ディーゼルはガンガン回そうと思っても、回らないけどね。
価格と専用ボディのくだりの行間を読むと、ガソリン仕様という基準がないインサイトは189万円でいいけれど、フィットの場合はやはりベースモデルの25万~30万円アップに収めないとダメということでしょう。
となるとG type(FF)が約120万円ですから、149万円がターゲットというところでしょうか。
次のフィットのFMC時には標準仕様がハイブリッドで、ローグレードに「モーター抜き仕様」があるという感じになるんでしょうね。