富士重工業、OEM車販売向上へフルマージン制に|GAZOO.com
OEM販売の場合、製造企業から製品を調達した企業が卸売りをする際にマージンを乗せて販売店に供給することが一般的。OEM車とオリジナル車がほぼ同様の製品内容と価格で販売される自動車の場合も同様で、卸売りするメーカーが一定の利益を確保するケースが多い。この場合、1台当たりの利益額がOEM車を販売する店の方がオリジナル車を販売する店よりも少なくなる。
富士重はトヨタグループからの初のOEM車であり昨年11月に発売したダイハツ製のデックスで、卸売りマージンを除いた販売店フルマージン制を採用した。これにより、販売店の同車拡販に向けたモチベーションの向上を図った。今後、10月発売を予定するダイハツからOEM軽自動車、2010年以降発売予定のトヨタからのOEMコンパクトカーでも同様のシステムを採用する。
このため、現在、軽に関してはダイハツと調整中。今後、トヨタとも同様の協議を行い、確認できしだいスバル車販売店に展開する予定だ。
つまりOEM車がいくら売れても、メーカーの利益にはならないということです。 広告代くらいは取るのかもしれませんが。
販売網とブランドを維持するためだけの存在ですからね。 OEM車は。