マツダ、クリーンディーゼルエンジン車の国内投入へ検討急ぐ|GAZOO.com
マツダは11日、クリーンディーゼルエンジン(DE)車の国内投入に向けて検討を急ぐ考えを明らかにした。近く実車を持ち込んで国内営業部門などを対象に市場調査を実施し、「エコカー減税」の期間中である2011、12年の発売を目指す。
同社の欧州におけるDEラインアップは、1.4リットルと1.6リットル(マツダ2=デミオ用)、2リットル(マツダ5=プレマシー用)、そして最新の2.2リットル(マツダ6=アクセラ、マツダ3=アテンザ用)の4種類。このうち1.4リットルと1.6リットルはPSA(プジョー・シトロエングループ)から調達しており、自社開発は2リットル級のみ。現在、11年以降を目標に新世代DEを開発中で、現行2・2リットルに比べ2割以上、燃費を改善させ、独自開発のDPE(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)で排ガス浄化性能も大幅に向上させた。
今年4月から実施されている「エコカー減税」では、ポスト新長期規制を満たすディーゼルエンジン車も「次世代自動車」として取得税と重量税が免税になるが、現在、適合車は日産「エクストレイル」1車種のみ。規制対応コストで車両価格が高くなる(エクストレイルでベース車比47万円高)のがネックだが、マツダのDEはNOX(窒素酸化物)触媒などの追加が不要なため、コスト的にもハイブリッド車より抑えられるという。
へー。 本当にハイブリッド車よりも安くクリーンディーゼルを作れたら画期的だね。 ぜひ頑張って頂きたい。