何を当たり前のことを?
これがスーパーカブ110のフレーム。
そして同じエンジンを積むWave110iのフレーム。
ついでにCZ-i110のフレーム。 Wave110iと似てますが、フレームの型番は異なります。
こちらはマレーシアのEX-5のフレームです。 タイで生産されていたDream100の末裔ですね。
いずれタイやマレーシアで、「DREAM110」や「EX-5 110」が発売される可能性はありますが、現時点ではカブ110のフレームは日本向けにしか使われていません。
というか、カブ110のフレームは日本で作られているのではないかと推測しています。 日本向け専用のフレームを、多少コストが安くてもタイで作って輸入する意味はあまりないので。
ちなみにDream125はパイプフレームなんですが、元々これはWave125のシート下のカウルを角っぽくしただけのモデルです。 当然カブ110のベースになった訳ではありません。
2009年6月19日にスーパーカブ110は発売。車体構成は海外車両のドリーム(通称・タイカブ)をベースにしたことから、国内仕様のカブとしては初となるパイプのみによるフレームとテレスコピックサスペンションを採用しており、外装はプラスチック部品を多用しながらもカブのイメージを最大限に残したデザインとなっている。
「ベース」という言葉は曖昧で、採用されたテクノロジー(パイプフレーム)が共通という意味では「ベース」なんでしょうが、それを言ったらジョルカブだってパイプフレームです。
だから、「タイカブに日本のスーパーカブっぽい皮を被せただけ」というのは、実態を正しく表していないと思います。