日産の電気自動車は300万円を切るか?

電気自動車は次世代の主力車種となるか:日経ビジネスオンライン

私たちの2次電池のプロジェクトは日産自動車とNECと東京大学が協力してスタートラインを切った。それから2年近い歳月が流れたが、その間、実は日産の開発している電気自動車のことは全く知らされないまま今日に至った。ところが、この5月からマスメディアやネット経由でいろいろな情報が流れてくるようになった。 (中略)
 
日産の電気自動車は、電気自動車の充電インフラ構築などをメインビジネスとする米ベタープレイスのビジネスモデルを使って、ガソリンスタンドのような電池スタンドで電池交換するシステムを使うという報道もあった。しかし、私の予想では、このようなビジネスモデルを使うことはないと思う。小規模な形なのだが、電気自動車は世界の各所で使われていて、それらはすべて充電装置を使うものだ。

日産のEVがプリウスやインサイト並みのボディサイズなら、搭載するリチウムイオン充電池は「アイミーブ」よりさらに大きいでしょうし、重量もさらに増えます。

日米合わせて年間15万台生産する前提で、どれだけコストを下げられるかですが、それでも100万円以上のコストダウンは容易ではありません。
どのようなクルマを出してくるのか、楽しみではあります。

ところで

電気自動車がハイブリッド車に勝る点は、完全にCO2ゼロエミッションを実現できる移動手段であることと、ガソリン車やハイブリッド車に比べて、格段に単純な構造の工業製品だから、近い将来にもっと安くなる可能性があるということだ。

というのは誤った認識だと思うけどな。