J-CASTニュース : 「アニメで地域おこし」 埼玉県本気で取り組む
なぜ、埼玉県はアニメに注目したのか。埼玉県観光課によれば、県内には風光明媚な場所が少なく、「別の何か」を探していたそうだ。「富士宮の焼きそば」のような、B級グルメ振興案も出た。しかし、決定的だったのが、外国人旅行者が知る日本の有名地だった。ある調査だと、1位が富士山で2位は春日部市。なぜ春日部なのかを調べたところ、アニメの「クレヨンしんちゃん」の影響だったという。「しんちゃん」一家は春日部在住だったからだ。
さらに「らき☆すた」の存在も大きい。作者は埼玉出身で、主要キャラゆかりの神社が「鷲宮神社」。アニメファンが「聖地巡礼」と呼ばれる観光に訪れるようになり、「鷲宮神社」の初詣客は、07年13万人から、09年は42万人に増えた。これでアニメは観光振興や地域振興になると確信したという。
埼玉県を舞台としたアニメは他にも、「エースをねらえ!」「おおきく振りかぶって」があり、人気漫画には「ラフ」「ラストイニング」「行け!稲中卓球部」などたくさんある。
なんもないもんなぁ、埼玉県は。 全都道府県でいちばん最後、朝ドラ80作目にしてようやく舞台になったくらいですから。
子供の頃、「がんばれ!!タブチくん!!」という漫画があって、その中で「小手指の焼き鳥」が頻繁に出てきました。
上京して西武線沿線に住んだのですが、初めて小手指駅に降りたときは「ここかぁ」とちょっと嬉しくなりました。
春日部に「しんちゃんの家」とか作ったらウケるかもね。