欧州CO2規制は2020年に95g/km

連載「これからの燃費規制」(下)欧州|GAZOO.com

欧州CO2規制には50グラム未満の新車に数倍の台数カウントを認める「スーパークレジット」が盛り込まれた。50グラム未満は電気自動車(EV)でなければ達成は不可能。ルノーやPSAが日産や三菱自動車のEV技術を頼りにする理由はここにある。EVに距離を置くトヨタ自動車も欧州向けEVを意識し始めた。
 
任意のメーカー間でグルーピングを認める「プーリング」制度もあり、資本を越えた協力が生まれる可能性がある。
 
「20年に95グラム」―自動車メーカーには気の遠くなるような数値が、欧州CO2規制には長期目標として掲げられた。リッター24・5キロメートルに当たる。一気に普及したディーゼルだけでは到底及ばず、HV、EVへのシフトを迫る数字といえる。

プラグインHVのCO2排出目標は50g/kmになりそうですね。 ハイブリッドやディーゼルで100g/kmくらいですから、つまり倍の燃費を達成する必要があります。 そこまで行かなきゃ意味がありません。

50g/kmを切るには、どのくらいの電池を積まなければならないんだろう? プラグイン・プリウスの登場が楽しみですね。