NIKKEI NET 北米トヨタ「10年度にも黒字化」 GM抜き首位も視野に
北米トヨタ自動車の稲葉社長は5日、米ミシガン州で記者会見し、低迷が続いている米新車市場が底を打ちつつあるとの認識を示した。2009年に160万台としているトヨタの米国販売目標は「達成は確実」とする一方、意思決定の迅速化など事業体制を見直した上で10年度にも北米事業を黒字回復させる目標を示した。
米新車販売は7月、今年初めて年率換算で1000万台を超えた。稲葉社長は「このペースは年末まで続く」とし、通年で1000万台は確保できると述べた。米新車市場は07年まで1600万台あった。同社長は「市場回復への脈が力強く感じられる」とし、数年で1200万から1300万台規模に戻ると分析した。
GM、クライスラーが縮小する分を考えると、市場が1300万台あれば日本車の取り分は昔の1500万台と同レベルといえます。
トヨタもホンダも、北米の販売回復抜きには復活したとは言えません。