トヨタ自動車、中国とタイで新興国向け低価格車を生産へ:日刊工業新聞
トヨタ自動車は2012年から中国とタイで、新興国向け低価格小型車「エントリー・ファミリー・カー(EFC)」をそれぞれ年産15万台規模で生産する方針を固めた。世界的に燃費が良く低価格な小型車の需要が高まっているため。新興国戦略車だが、需要増への対応と量産効果を狙い、タイなどに生産地を拡大する。いずれも既存工場を増強して生産する方針。
EFCは排気量1000―1300ccクラスの小型車。10年にインド、11年以降にブラジルでそれぞれ新工場で生産する計画。中国とタイを合わせるとEFC全体で年産50万台程度となり、小型車「ヴィッツ」に近い生産規模となる。タイでは小型車「カローラ」などを生産するゲートウエイ工場(チャチェンサオ県)を増強して生産する計画。中国では天津工場か広州工場で生産する見通し。
タイミング的には、次期ヴィッツのFMCの次の年なんですが、どうなんでしょうね? むしろパッソやアイゴとプラットフォームを共通するのかもしれません。