東芝、年内にBDプレーヤー発売へ BDAに加盟申請

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東芝、年内にBDプレーヤー発売へ BDAに加盟申請 - ITmedia News

東芝は8月10日、Blu-ray Disc(BD)機器に参入すると発表した。第1弾として、BDプレーヤーと、BDドライブ内蔵ノートPCを、年内をめどに発売する。
 
BD規格の検討や策定を行うBlu-ray Disc Association(BDA)にも同日、加盟を申請した。「昨今のBD機器市場の拡大やユーザーニーズなどを総合的に踏まえた結果、BD機器の商品化を進めるために、関連情報が必要と判断した」ため申請したとしている。

却下しちゃえば? あるいは特許料倍額にしちゃうとか。

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HD-DVD終息宣言の発表会見で、「BDに参入する予定は?」と質問された西田社長は「東芝はBDには参入しない」と断言し、「DVDをさらに追求するだけ」と続けた。つまり、BDのステップを飛び越え、その次の次世代記録メディアとなるSDメディアとネットワークで展開を図る意欲をにじませたのである。
 
このときのニュアンスは、今年1月に米ラスベガスで開催されたCESの日本人記者向け会見で、東芝アメリカ家電社の内山善晃上級副社長が語ったことにも引き継がれている。
 
記者からの「BDをやらなくていいのか」という質問に対し、内山氏は「BDをやっていたら今ごろは採算が合わなくて大変でしたでしょう。BDの方たちは大変なのではないでしょうか。東芝はBDに参入しなくて本当によかった」と述べた。この発言を聞く限り、東芝は未来永劫BDをやらないだろうと観測された。

単なる負け惜しみだったんでしょう。

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―東芝では、Blu-ray Disc(BD)搭載レコーダの投入は考えていないとしています。藤井社長自身、本当にやる気はありませんか。
 
藤井:消費者の要求として、大容量光ディスクに対する要求は必ず残ります。そして、いま、それに回答できるのはBDしかないわけです。その点では、BDにはぜひ成功してほしいと考えています。もちろん、HD DVDが無いのは痛い。ただ、東芝が、BDに参入してメリットがあるのか。その点は難しい。BDを巡る争いは、価格競争を含めてこれから厳しくなるでしょう。そのなかに、あえて東芝が飛び込む必要は今のところないと考えています。
 
いま、東芝にとっては「集中と選択」が、経営上の最大の課題となっています。BDに対して資金や人を使うのであれば、それよりも、東芝が得意とするHDDやフラッシュメモリといった分野に投下した方がいい。そう考えています。もちろん、製品ラインアップには隙間ができる。それはそれで確かにマイナスです。だが、見方を変えれば、自分たちの得意なところを加速でき、むしろ、ロスが出なくて済むともいえる。
 
経営は、大所高所から見る必要がある。消費者のベネフィットを最優先にしながら、利益の観点も加味することが重要です。消費者や株主のみなさんには、こうした理由から東芝がBDをやらないことを理解していただきたいし、HDDやフラッシュメモリに経営資源を集中する理由もわかっていただきたい。東芝自身が、消費者に対して、新しい道をしっかり示し、それを製品の形としてご説明していくしかない。これが、HD DVD事業終息の経験を生かすことになると思っています。

ウソばっかり。

東芝の役員一覧を見ると、藤井ちゃんは執行役上席常務から執行役専務に出世してますね。 あれだけ市場や消費者を混乱させて、巨額の損失を会社に与えたというのに、結局は全く責任を取らぬままですか。

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また、DEGに大手電機メーカーの8社が入っているが、東芝が入っていないことについて、麻倉氏が小塚氏に質問。小塚氏は、「先ほどの中国メーカーの事例のように、BDAの姿勢はオープンです。土下座しなければ入れないということは無いので、そこだけはご理解頂きたい」と語った。

甘いよ、BDAは。