microSDはコンテンツ販売メディアとして定着するか?

エイベックス、microSDにあらかじめ音楽/映像を収めて販売 -AV Watch

エイベックス・マーケティング株式会社は、音楽や映像、歌詞などのコンテンツをあらかじめ記録したmicroSDメモリーカードの発売を7月29日から開始する。第1弾として、THE REBOOT(ザ・リブート)の「micro REBOOT~壱~」が2,500円で、m-floの「the tripod e.p.」が1,980円で発売される。
 
microSDカードにコンテンツを収めたことで、ドコモ、au、ソフトバンクモバイルの対応携帯電話であれば、挿入するだけで音楽や映像が楽しめる手軽さが特徴。当初は携帯電話取扱店などで販売を行ない、順次販路拡大が予定されている。対応機種は各社のワンセグ録画機能を備えたモデルで、詳細は販売ページなどに掲載されている。

今朝の「めざましテレビ」でもやってました。
本来、東芝が狙っていたのは、こういうことなんでしょう?

ユニバーサルミュージック、microSDで音楽映像を販売--携帯電話視聴用に - 毎日jp(毎日新聞)

ユニバーサル ミュージックとプロパティは7月27日、音楽・映像などのコンテンツを収録した携帯電話用のmicroSDカードを販売開始する。第1弾として、ドリームタイムミュージックが発売する「We Are The World」を8月15日にリリースする。価格は1995円。(中略)
 
1GバイトのmicroSDに内蔵されており、データの空き容量は通常のmicroSDカードとして使用することも可能だという。

ROMじゃなくてNANDフラッシュということですね。
現在、1GBのmicroSDは市価で400円を切るレベルなので、原価なら100円くらいでしょう。 コンテンツの販売メディアとして使えなくもないですね。

でもだったら、microSDは自前で用意して、店頭でキオスク端末みたいなので書き込んでもらうという方法もあるでしょう。 面倒くさくて流行らないか。

ディズニー、DVDとmicroSDで映像作品を販売(MarkeZine) - Yahoo!ニュース

「DVD+microSDセット」は、DVDだけでなく、ワンセグ対応(録画機能付)の携帯電話などで視聴できるmicroSDカードにも映像作品を収録して、セットにした商品。「パイレーツ・オブ・カリビアン」「モンスターズ・インク」など、人気作や大ヒット作を厳選し、11月4日に発売する。価格は、3360円と4935円の2種類で展開する。

microSDに影響を受けるのは、BDではなくてDVDかもしれません。 大画面での視聴はBD、ワンセグ携帯での視聴はmicroSDと二極化していきそうな気がします。 東芝がBD参入を決めたのは、そんな理由かもしれませんね。