ホンダは14日、9月から米国の2工場で増産する方針を明らかにした。休業予定の一部の土曜日に操業する。米大手フォード・モーターが7~9月期の北米での生産台数を予定よりも約1万台上乗せするなど、米市場底打ちを見据え、各社の増産決定が相次いでいる。
ホンダは1~6月期の米国での生産台数が前年同期比約4割減の約31万台にとどまったが、生産抑制による在庫調整が進んだため、アラバマ、オハイオ両州の工場で生産を増やすことを決めた。
米政府が7月に導入した低燃費の新車購入支援制度の利用で、ホンダの新車販売台数も回復傾向にあり、今後、増産幅を拡大する可能性もあるという。
まずは現地生産が回復してからでないと、輸出も増えていきません。
とはいえ市場の力強さについては半信半疑でしょう。 調子に乗るとまた痛い目にあうし、かといって販売機会の損失でライバルに持っていかれるのも困ります。
当面はおっかなびっくりの増産が続くのでしょう。