asahi.com(朝日新聞社):「くめ納豆」破綻、ミツカンが支援へ 業界3番手 - 食と料理
納豆業界は「おかめ納豆」ブランドで首位のタカノフーズを、97年に本格参入した後発のミツカンが追い、くめなど3位グループが続く構図。少子高齢化による市場縮小に加え、過当競争による価格下落が続く中、大手でも淘汰(とうた)が始まった。ミツカンは納豆を「多角化の最重要事業」と位置づけ、規模拡大に動いた。
自分は大粒タイプの納豆を食べるんですが、おかめ納豆の「国産大粒」を食べることが多いかな。 スーパーによって\100~\148と価格にバラつきがあるんですよね。 なんでこんなに違うんだろう?
「くめ納豆」は見たことあるような気がするけど、食べたことはないな。
Business Media 誠:「くめ納豆」倒産で地元・茨城県民大ショック
同社の「くめ納豆」といえば、茨城県内ではダントツの支持率4割強で知られ、工場見学や体験教室も実施するなど地元では「納豆=くめ」という存在。公式ファンクラブ「くめ納豆倶楽部」の名誉会員には、ビジュアル系バンド「PENICILLIN」のメンバーや、リポーターの東海林のり子さん(75)も名を連ねる。
水戸市に隣接したひたちなか市出身の主婦(30)は「物心ついたときから納豆は『くめ』でした」と熱く語る。
ふーん。 そうなんだ。
納豆の市場規模は2000億円弱。「おかめ納豆」のタカノフーズ(茨城県小美玉市)が首位でシェア32%。ミツカンは1997年に本格参入した後発だが、「におわなっとう」や「金のつぶ」などで猛追し16%、くめは10%で3位だった。
とはいえ、くめファンの心境は複雑そのものだ。「納豆学会」主宰者で新潟県柏崎市議の三井田孝欧氏(37)が「くめ納豆が存続するというのでひと安心。ただ、専業でない企業が買収することは不安要素」と、こう代弁する。
「ミツカンが独自開発し大ヒットした、におわない納豆やゼリー状のタレは全国的に支持されていますが、くめ納豆で育った茨城県民やファンにとってはある意味、邪道。大企業の経営判断でくめの泥臭さや汗くささ、地道さが失われないことを願うばかりです」
市場規模2000億円でシェア10%なら、売り上げ200億円か。 それでも安売りの過当競争で成り立たないんですね。