亜酸化窒素:オゾン層破壊、N2Oも脅威 規制強化を--米チーム解明 - 毎日jp(毎日新聞)
研究チームは、フロンや四塩化炭素など9物質について、排出量を基にオゾン層への影響を比較した。その結果、87年はフロンの一種「CFC-12」が最も高かったが、08年にはN2Oが最大となり、影響は2位の物質の2倍以上だった。チームは、人間活動に伴うN2O排出は今後も増え、21世紀最大のオゾン層破壊物質になると予測した。
N2Oは二酸化炭素の310倍の温室効果があり、地球温暖化防止のための「京都議定書」で先進国に削減を義務付けた六つの温室効果ガスの一つ。環境省によると、日本の排出量(実重量)は90年度の10万3000トンから、07年度は7万7000トンまで減った。同省は「フロンのように工業製品として製造するものに比べて排出源が多様なので、途上国も含めた規制は難しいのではないか」と話す。
NOxと呼ばれる窒素酸化物の一種ですね。
ところで Wikipedia の亜酸化窒素の項を見ていたら、「ナイトラス・オキサイド・システム」なんてのがあるんですね。 勉強になるなぁ。