スズキがインドに新工場 現地生産計130万台、日本並み規模

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

NIKKEI NET(日経ネット):スズキがインドに新工場 現地生産計130万台、日本並み規模

スズキは2011年をメドにインドに新工場を建設する。フル稼働時の年産能力は30万台で、投資額は300億円程度。同国での生産能力は現在の約1.3倍の年130万台に増え、日本での生産能力に匹敵する規模になる。自動車業界では需要増が見込める新興国戦略が将来の成長のカギを握っており、5割近くのシェアを握るインドで積極投資に踏み切る。
 
新工場を設けるのは北部、首都ニューデリーの南西約50キロメートルのハリヤナ州マネサール。約54%出資する現地四輪子会社マルチ・スズキが主力の世界戦略車「スイフト」などをつくる年産30万台の生産拠点を構えており、その隣接地で同規模の新工場建設に着手する。

インドで先行したアドバンテージを、絶対に離さないという決意の表れでしょうか。 競合他社が苦境のさなかに、将来へ向けての投資をしておけば、景気がよくなったときにさらに引き離せるということでしょう。

ただ、一寸先は闇ですからね。 ムンバイでのテロのような事件が頻発して、社会情勢が不安定になる可能性だってあります。 インドと一蓮托生の戦略が吉と出るかは五分五分なのではないでしょうか?

続報です。

asahi.com(朝日新聞社):スズキ、インドの工場にライン増設 - 愛車

スズキは5日、11年をめどに、インド北部ハリヤナ州のマネサール工場に組み立てラインを増設し、生産能力を年25万台増の55万台にする計画を発表した。80年代から稼働する同州グルガオン工場(年間生産能力70万台)が老朽化したため、一部のライン(同25万台)を閉鎖しマネサール工場に移管。インドでの年間生産能力は従来通り、日本(140万台)に匹敵する100万台を維持する。投資額は200億円弱の見通し。

どうやら日経の先走りだったようで、能拡ではなく体改のようですね。