Fモータースポーツ:F1:ルノー・チーム、21日の召喚を前に恭順の姿勢
ルノー・チームは、同チームのアロンソが優勝した2008年のシンガポールGPでのピケのクラッシュについてのWMSC(世界モータースポーツ評議会)公聴会を前に、マネージメントの責任者フラビオ・ブリアトーレ代表と、技術部門の責任者パット・シモンズ/エクゼクティブ・エンジニアリング・ディレクターの両首脳が現職を離脱したことを発表した。
同チームはまた声明で「ルノー・チームは2008年シンガポールGPの問題について一切の抗議をしない」と宣言、21日の公聴会に向け首脳陣の「蟄居」により抵抗をみせない姿勢を明確にした。
なお、両首脳の後任については発表されていない。
ありゃりゃん。 やっぱりクロだったのねん。
現在問題になっている”クラッシュゲート”とはこういうことです。
F1 : ブリアトーレ離脱に関するさまざまなメディアの反応 - Briatore - F1-Live.com
これは2008年シンガポールGP決勝レースでネルソン・ピケJr.に故意のクラッシュを命令したことにより、違法なレース操作を行った可能性が指摘されていることが原因と考えられているが、各国メディアはさまざまな視点から報じている。ドイツの『DPA通信』は、21日(月)にパリで開かれるFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)の臨時総会を前に、チームが「事実上、レース操作を認めた」と報じている。その臨時総会でルノーの行為が有罪に値すると認められた場合、罰金だけでなくF1世界選手権からの永久追放という厳しいペナルティが科される可能性があるようだ。
故意にクラッシュさせるなんて、レースの世界では絶対にあってはならないことですから、F1から追放ということだって十分考えられます。
Fモータースポーツ:F1:ルノーの方針転換はFIAが「証拠」をつかんだため?
WMSC(世界モータースポーツ評議会)の公聴会を前に突然示したルノーの恭順姿勢は、おそらくFIA(国際自動車連盟)がピケのクラッシュについて明確な証拠をつかんだためだろうと、報じられている。
それによれば、ピケがマシンのコントロールを失ってクラッシュする直前に、アクセルを踏んでいたことが押収したデータロガーの分析からわかったこと。
また、『司法取引』により免責となったピケが、「チームからクラッシュを命じられた」と証言したことなどによるとされている。
こうしたことからルノー・チームは処分の軽減化を狙い、先んじて首脳陣の離脱を行ったとみられるが、これが具体的にどのような影響を及ぼすかは不明。
最も厳しければ長期の出場停止処分なども考えられるが、その場合にはルノー本社がF1撤退を決断するとも言われ、FIAにとっても『両刃の剣』と言える。
それにしても、なんでこんなバカなことやったんでしょうね? チャンピオン争いをしていた訳でもないのに。 親会社のCEOからのプレッシャーが大きすぎたのかな?