アジアという新たな「成長の極」の誕生は、世界経済の安定成長につながる。その半面、先進国に比べエネルギー効率が悪い国・地域の持続的な成長は、資源価格の上昇を通じ、インフレリスクの高まりをもたらすことを示唆している。
エネルギー効率を示すエネルギー原単位(GDP1単位を産出するために必要なエネルギー消費量)をみると、中国は日本の4.5倍、インドは3.7倍である。経済成長に際して大量のエネルギーを消費する経済構造となっている(第3図)。
タイよりマレーシアの方が工業化が進んでいるので、エネルギー効率は高いようです。
こういう進展国の効率化を支援したら、その何%かをインセンティブとして自国のCO2排出量から割り引く仕組みを作ったらどうかと思うんですがね。