ホンダ・山下常務 「部品の輸入率拡大はいずれ四輪でも」

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ホンダ・山下雅也常務 「アジア製の質向上 量のメリット」(フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース

ホンダは二輪車の世界事業にあたって、生産の効率面などから現地調達率(現調率)を高める取り組みを行ってきた。しかし今では中国やインド、その他のアジア諸国でも部品メーカーが量、質ともに向上し、これらの国では現調率が100%近くまで高まった。新興国での部品生産は量のメリットもあり、圧倒的に部品が安く製造原価も抑えられる。
 
これと比べ、日米で部品を調達すると割高だ。それぞれの現調率は9割程度だが、この比率だと製造原価は高いまま。このため、どうやって日米での現地調達を減らすかが大切だ。
 
ホンダは今後、世界に投入している二輪車の統合化を進める。統合モデルは今後数年で順繰りに出すが、そういったモデルの開発、生産に合わせ調達のあり方を見直していく。
 
また、産業構造として、二輪事業では、いろいろなことが四輪事業より先に起こる。5年後なのか10年後なのか分からないが、同様の問題は四輪事業でも起こりうるだろう。

今のホンダの2輪ラインナップは本当にショボいけど、今後はますます酷くなりそうですね。 CG125やWave110iを正規で国内販売するとか、逆の流れになるといいんですが。