ハイブリッド車が渋滞悪化の原因!?

社長が代わればクルマは変わる(1):日経ビジネスオンライン

下り坂でも同じことが起きる。一定速度で走りたいから、今度は上りとは反対に少しアクセルペダルに乗せる力を少し緩める。しかしクルマな反応しない。少しずつ速度が上がりつづける。下り坂を利用して増速する。下り坂で燃料カットを多用するベルト式CVT(無段変速機)に似ている。アクセルペダルから足を離せば完全に空走し、燃費無限大の走行になる。下り坂で燃費を稼ぎ、上り坂ではトルクを出し渋って燃費を稼ぐ。周囲にクルマがいなければ効率の良い走り方だが……。
 
放っておくとスピードが出過ぎてしまうのでブレーキを踏む。当然、車速は下がるが、おそらく後続車もブレーキを踏んでいることだろう。その後続車も、そのまた後ろも……。車間距離が詰まっている状態では、1台が強めのブレーキを踏むと「数十台後ろは止まってしまう」ことがよくある。下り坂ではなおさらだ。結果、交通流としての燃費は悪化する。

自分はハイブリッド車には乗ったことないですが、レンタカーのラクティス(CVT)に乗ったときは、下り坂で確かにそんな感じの制御でした。

クルマ単体でみれば効率の良い制御なんでしょうが、高速道路では緩い上り坂で渋滞が頻発することを考えると迷惑な話になります。 今後、ハイブリッド車が増えるほど、渋滞は酷くなるかもしれませんね。