BizPlus:コラム:「BPnet おすすめコラム」ニュース解説 「所得格差」が「教育格差」を生む冷酷な現実
「保護者の収入が多くなるほど右肩上がりに大学進学率が高くなる」「特にこの傾向は私立大への進学で顕著になる」というほぼ事前の予測どおりの結果となった。
この調査は多くのことを示唆している。ひとつには、所得が高い家庭のほうが子どもの成績がよいという傾向があることだ。これは、塾に行かせたり家庭教師を雇ったりという補助的な教育の差よりも、高所得の親は子どもの将来のキャリアに対する確かな見通しを持っている点が大きい。小さいうちから子どもをしつけ、動機づけをしていくことが、家庭で比較的できているということだ。逆に言えば、所得が低い家庭では、こうした子どもへの動機付けが欠けているということになる。
そんなの、いまに始まったことではないと思うけどな。 全員が大学に行った方がいいとも思わんし。
ただ高校すら通うのが大変という家庭もあると思うので、公費負担にするのはいいことだと思います。