150万円は可能?東京モーターショーで 突き止めた日産の電気自動車“噂”の真相 | エコカー大戦争! | ダイヤモンド・オンライン
では、最も注目される販売価格について、阿部氏はこう語る。「150万円という噂は知らない。確かにCセグメント並みという価格イメージは正しい。その場合、リチウムイオン二次電池を抜きにした価格だ」。こう表現されると、交換(脱着)式とイメージしてしまうが、そうではない。
「リチウムイオン二次電池と車は必ずセットだ。(追浜)工場から出荷時に、リチウムイオン二次電池が搭載されていない車両はない。要は売り方の問題だ。バッテリーだけをクレジット販売するとか、リース販売するとか、様々な手法を検討している」(阿部氏)。(中略)
車両カットモデルの担当説明員に、前述の阿部氏と販売価格について聞いたことを話すと「日本では、残価設定でのリース販売の可能性が高い」と漏らした。つまり、残価を上げれば、リース契約者が「Cセグメントの新車価格150万円並みの月々の支払い額」でリーフのオーナーになれる。ゴーンCEOが指摘したように、5年間でリチウムイオン二次電池が80%劣化したとしても、5年リース契約を延長する際に、リチウムイオン二次電池は新品に交換すればよい。
アメリカ滞在の経験もある日産関係者は、「アメリカでは、車体とリチウムイオン二次電池の所有権を変えることが可能かもしれない。日本でそうした契約が可能かどうかは検討されるべき点だ」と言う。
車両だけ売り切りで、バッテリーはリースというのは難しいのでは? 中古車はどうするの?
結局はFCVと同様にリース販売になりそうだね。 「アイ・ミーブ」の個人向け販売もリースだそうだし。
ただ、そうすると一時的にメーカーの費用負担がものすごく大きくなるような気がします。 使い終わったバッテリーの資産価値を取り戻さないと、製造コストが回収できませんが、そのタイミングはEVを販売してから数年後ですからね。
かといって、ユーザーから徴収するバッテリー代があまり高いと、「燃(電)費が安い」というEVの訴求点がなくなってしまいます。 少なくともハイブリッド車と同程度の走行コストに収めないと、「ゼロエミッション」というだけでは買ってくれないと思いますよ。 ただでさえ走行距離が短いというハンディがあるので。