横浜の来季監督に巨人・尾花コーチ

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asahi.com(朝日新聞社):横浜の来季監督に巨人・尾花氏 - スポーツ

横浜の来季監督に、巨人の尾花高夫・投手総合コーチ(52)の就任が固まっていることが24日、わかった。ヤクルト、ダイエー、巨人でコーチとして7度のリーグ優勝を果たした手腕を買われての起用で、初めての監督就任となる。巨人がこの日、日本シリーズ進出を決めたため、シリーズ終了後に横浜が正式に就任を要請し、発表する見通し。

おー、やはり。 そうすると野村さんはテレ朝の解説者に戻るのかな。

投手コーチから監督というと、横浜では権藤博、他に巨人の堀内恒夫、オリックスの山田久志とかが思い浮かびます。 あまり監督で大成した人はいないんじゃないかしら。
中日・阪神で監督をやった星野仙一は、投手コーチ経験がありませんからね。


多くの場合、優勝するチームには参謀格となるヘッドコーチがいます。 近年では巨人の伊原春樹や昨年の西武の黒江透修。 古くは西武の森祇晶(のちの監督)。

NIKKEI NET(日経ネット):吉見へのやじを禁止 セCS・巨人の原監督

前日に中日球団や吉見を非難していた伊原ヘッドコーチは「どうやってやじろうかと思っていたんだけど。監督が同じ野球人がCSという舞台で戦っているから、正々堂々と戦おう、やじるのはやめよう、と言ったのでね」と内幕を明かした。

こういう発言も、もちろん計算したうえのことです。 監督の精神衛生を保つためにも、憎まれ役を買って出るヘッドコーチが必要なんだろうと思います。
今年の西武がBクラスに転落したのは、憎まれ役(黒江ヘッド)とムードメーカー(大久保コーチ)の不在が大きかったのではないでしょうか。


尾花は権藤と同じで、投手コーチでありながらヘッドコーチ格も兼ねているところがありますから、監督には向いているのではないでしょうか。

ただ投手コーチとしての有能さが、監督としては仇となることもありますので、成功する確率はあまり高くないように思います。 巨人のピッチャーの特徴を把握しているので、巨人との対戦成績は向上するでしょうが。

横浜は成績が悪いとすぐに監督のクビを切りますからね。 初年度から結果を出さないといけませんが、日本シリーズもあるので新体制作りはスタートから大きく出遅れます。 相当に困難な仕事でしょうが、頑張ってほしいですね。