Winny金子氏 「この5年間は裁判に勝つことが自分の仕事だった」

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「この5年間は裁判に勝つことが自分の仕事だった」 -INTERNET Watch

2004年に逮捕されてからこれまでの5年間、どのようなことを考えてきたかという質問に対して金子氏は、「最初は警察に協力したいと思ったし、有罪になるとしても自分だけの問題だと思っていた。しかし、警察のやり方が強引だったので、このまま有罪になってしまうと日本にとっても損失になると思った。この5年間は、裁判に勝つことが自分の仕事だと思い、ほとんど裁判のことだけを考えてきた」とコメント。捜査機関に対しては、「影響力が大きいので、捜査は極力慎重にお願いしたい」と語った。 (中略)
 
裁判の立証活動でポイントとなった点について、秋田弁護士は「法廷外の進行協議において、裁判所はWinnyの技術についてかなり熱心に見ており、それも 1つの判断のポイントになったかと思う」とコメント。また、控訴審の証人尋問で示したWinnyの利用実態も、Winnyが価値中立的なソフトであるという判断材料になったと思うとした。壇弁護士は、「諸外国の事例を挙げたことも、普通の事件ではやらない手法だが、今回は成功したのではないか。今回の判決は米国のグロックスター判決を意識した基準になっている」と語った。

京都府警のコメントを聞きたいですね。

【Web】京都府警はなぜサイバー犯罪に強いのか - MSN産経ニュース

サイバー犯罪に対する府警の強さについて、ある捜査幹部は「著作権侵害に警鐘を鳴らせないかという捜査員の気概と、それを可能にした当時の府警幹部の人事配置が背景にあった」と解説する。独学でネット知識を高めた捜査員と、日常的に情報通信技術を取り扱う技官の間で、緊密な連携が可能だったからこその摘発だったのだ。
 
winny事件では、ある捜査員が1年近く自宅で独自に研究を続けていた。その成果をまとめた分厚い資料を手渡された当時の捜査幹部は「不可能が可能になったと思った。事件の9割以上はできたも同然だった」と振り返る。

その研究をムダにしないために、幇助罪なんて持ち出したのかね?


ところでこんな記事もありました。

ウィニー裁判で記者が「弁護妨害」 NHKが弁護団に謝罪 : J-CASTニュース

手紙の趣旨は、
 
「結論から申しまして、公判の途中ですが、近々にNHKのインタビューに応じていただけないでしょうか」
 
と、取材を申し込むためのものなのだが、その取材趣旨が異例のものだ。文面では、
 
「現に裁判では、弁護側がいわば的外れな見解を繰り返している間に、検察側は着々と犯罪事実の立証に足る、最低限の条件をクリアしていっています」
 
と、弁護側の方針を批判し、検察側が有利に公判を進めていると分析。さらにこう持ちかける。
 
「NHKのインタビューに応じて、その行動にいたった動機を正直に話せば、世間の納得は得られるはずです。仮に有罪判決になってもインタビューに出て世間に本音をさらしたことで執行猶予がつくのは間違いありません。逆に無罪を主張し続ける限り、減刑の余地はなく、実刑になる可能性も否定できません」
 
いわば「このまま無罪を主張すると実刑になるリスクが高い。だが、ここでNHKのインタビューに応じて犯行動機を話せば、世論を味方にできる。執行猶予も狙える」と決めつけて取材を申し込んでいるということだ。
 
これに対して、壇弁護士は
 
「天下のNHKがこれほど露骨な弁護妨害をしてくるとは思わなかった」
 
と憤る一方、
 
「しかも、この記者は、地裁判決後の記者会見で、何食わぬ顔で最前列に構えていた」
 
と、記者の図々しさに嘆息している。

酷い話だね。 謝罪して済むレベルじゃないよ。 そのNHKの記者を懲戒免職にしてもおかしくない。 京都府警とウラで繋がってるんじゃないかとさえ思っちゃうね。