EV走行距離は20キロがベスト トヨタ「PHV」開発の田中氏(産経新聞) - Yahoo!ニュース
--開発を進める中で、一番のポイントは
「EVモードでの走行可能距離をどうするかが難しかった。私は2代目プリウスを充電できるように改良し、ほぼ毎日乗っている。EV走行をしているときは、フラットなトルク感、レスポンスも良く、モーター走行の良さをすごく感じたが、それに慣れてしまうと、ハイブリッド走行になってエンジンがかかると、振動で『うるさいな』と思う。距離も短いなと痛感していた」
「ただ、バッテリーをたくさん積めば走行距離は伸びるが、収納に加え、衝突安全性能のクリアも難しくなる。そこで、アンケートした結果、20キロ以上という意見が最も多かった。コストで決めるのではなく、お客さまの利便性を考えて20キロ以上と決めた。バッテリーのコスト、技術を考えれば、走行可能距離を20キロ以上に伸ばすことはない」
--PHVが普及するためには何が必要か
「今後発表する価格は、みなさんが想像するより高くなる。もちろん、その価格で普及するとは思っていない。近い将来、普通に買っていただけるような価格で出さなきゃいかんと思う」
とかなんとか言いながら、あとから「バッテリーのコストダウンが進んだので、EV走行距離を50kmまで伸ばしました」とか言うんだよね。
ホンネはなかなか言えないんだろうけど。