十分な教育を受けさせてやれない子に何を話すか―堀田 力 | 達人のテクニック
もし、経済的な理由で子供に十分な教育を与えてやれないならば、親はどうすればよいか。答えは簡単である。自分のありのままの姿を、子供の前にさらけ出してやればよい。一生懸命働いて生きている親ならば、自分が必死で働いている姿を、子供に見せるだけでいい。そんな親の姿を目の当たりにした子供は、親がこれだけ頑張って働いているのに進学できないのなら、進学以外のルートで人生を切り拓いていこうと決意するはずだ。(中略)
反対に、子供が親に対して不満を持ってしまうのは、親が見栄を張って子供に分不相応な教育を与えようとしている場合である。金がないのに、借金までして私立に入れよう、大学に進学させようとする親がいるが、そういう家庭の多くで子供は荒れる。
なぜか。親が稼ぎの少ないことを恥じているのを、子供は見抜いてしまうからである。子供は親の誤った価値観をそのまま引き継いで、「金が稼げないことは恥ずかしいことなのだ」という認識を持ってしまう。その認識が子供の心を傷つける。社会に出て、学歴が低いことや金がないことを馬鹿にされるのが恐ろしくて、引きこもりになったり、家庭内暴力に走ったりするようになる。
怖いですね。 どれだけ言葉でしつけを語っても、子供はちゃんと親の生き方を見抜いているということです。
子供をまともな人間に育てようと思ったら、まず自分が子供に恥じない生き方をしなければならないと。
母
大丈夫!
心配いりません。
一生懸命生きていれば良いのです。
人の目よりも、自分の良心の声を聴きながら、負債なく生きる事だと思います。