糖尿病腎症

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糖尿病腎症 | 暮らしの裏ワザ事典

糖尿病患者は740万人、予備軍を含めると1620万人。ひたすら増加を続ける糖尿病の怖さは、合併症である。「糖尿病神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」を3大合併症といい、糖尿病患者のうち約30%は糖尿病腎症を発症する。今回はその糖尿病腎症をとりあげる。
 
糖尿病は血液中の糖が過剰な高血糖状態で、これが続くと他の悪因子も関与して、腎臓で血液をろ過する糸球体が動脈硬化を起こす。すると、血液のろ過能力が低下し、全身の臓器に悪影響を与え、腎不全に進んでいく。
 
そして、20代の若くて健康な人の腎機能を100として、30を切ると腎不全と診断され、10を切ると「透析療法」が必要となる。(中略)
 
糖尿病腎症は進行度によってI期からV期までの5段階に分けられる。微量アルブミン尿が出るのはII期の段階で、ここがターニングポイントになる。実際、都内の糖尿病腎症の治療に力を入れている病院では、II期の段階で受診したうち、その後の9年間でIIIB期(III期はAとBの2段階)まで進行した患者は、ほとんどいなかったという。なお、通常はIIIB期まで進むと、その後の平均7年間で約7割の患者が透析に移行する。

義父は長いこと糖尿病にかかっているんですが、ついに腎機能に影響が出てきているようです。 このままだと透析だそうです。
以前にカリウムが体内に蓄積されていると言われたと聞いたので、気にはなっていたのですが。

その治療ですが、

腎不全への進行を徹底的に抑える治療の最大ポイントは、2点。
 
(1)血糖を徹底して下げる。
 
糖尿病の専門医と二人三脚で治療に専念することが大事だが、基本は自分自身による摂取カロリーのコントロール。
 
(2)微量アルブミン尿と血圧を下げる。
 
腎臓の専門医と共に歩む。低たんぱく食を継続して実行するのは、糖尿病腎症II期の段階では難しいので、薬物療法が行われる。
 
使われるのは降圧薬の「ACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬」「アンジオテンシンII受容体拮抗薬」。効果のある人では、たんぱく尿がスパッとゼロにもなるという。

透析になると、水分の摂取が制限されて夏場とかはとても苦しいそうです。

何か食事とかお茶で、少しでも腎機能を改善できたらいいんですけどね。
玉ねぎの皮(あの茶色くて薄い、パリパリしたやつ)を煮出してお茶にして飲むといいらしいという話も聞きます。 ケルセチンという成分を含んでいるのだとか。
無味無臭ということなので、今度やってみようかしらん?

日大、ファンケル発芽玄米の糖尿病性腎症予防の可能性を確認 - ニュース - nikkei BPnet

日本大学生物資源科学部農芸化学科栄養整理化学研究室とファンケル中央研究所の研究グループは、発芽玄米が糖尿病の症状を改善し、糖尿病性腎症を予防する可能性のあることを、ラットによる試験で確認した。この研究成果は2005年5月14日、東京農業大学で開催された第59回日本栄養・食糧学会大会で発表された。

プレスリリースも見てみましたが、進行しちゃうと難しいんでしょうね。