プロドゥア、MPV「アルザ」の受注は1万1,000台

ダイハツ系のプロドゥア、生産拡大に向けラワン工場を拡張へ | マレーシア発ニュース速報 | マレーシアナビ!

プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は、来年3月までにセランゴール州ラワンの組立工場(138ヘクタール)を拡張する方針だ。将来の輸出需要の拡大に対応するためで、先に発表した多目的車(MPV)「アルザ(ALZA)」の輸出も視野に入れている。サイド・アブドル・ハフィズ社長が明らかにした。
 
ラワン工場の現在の年産能力は25万台。生産設備の他に、本社ビルや研究・開発(R&D)施設、スタイリング・スタジオ、車両試験コース、エンジン工場、パーツ倉庫などを備える。
 
同社長は、「アルザ」の発売前調査を元に月間販売目標を2,800台としたが、来年1月以降は月間4,000台の達成も可能だとコメント。需要増に応えて拡張を行う必要があると判断したと述べた。「アルザ」は既に1万1,000台の予約を受けており、納車には2−3カ月待つ必要がある。2010年には5万台の販売を予想している。予約の83%がオートマチック車だという。
 
プロドゥアは2010年の販売目標を過去最高の17万6,000台を目標に掲げている。今年11月までの時点では15万1,000台を販売しており、うち53%を「マイヴィ」が占めた。なお今年の販売目標台数に関しては、事前予想の16万2,000台から上方修正し、16万4,000台としている。

景気のいい話だね。 生産能力(25万台)と販売台数(17万台)の差は、トヨタブランドでの販売分かな?