厚生労働省の調査によると、来春卒業予定の大学生の就職内定率は、10月1日時点で62.5%と昨年の同じ時期に比べて7.4ポイント低下。3人に1人の就職先が決まっていないことになる。
ところが、リクルートワークス研究所が調べた大卒者の求人倍率は1.62倍。求職者を求人が上回る状況が続いている。求人倍率が1を切った2000年3月卒業生の採用時でも、同じ時期の内定率は63.6%と、今年よりわずかながらも高かった。
求人はあるが内定率は低いーー。これは何を意味しているのか。
日本企業が「質」による学生の選別を強めていることが背景にある。「企業を引っ張っていける優秀な人材しか採らない」ことを示している。
ドラフトじゃあるまいし、大卒だからといって即戦力な訳じゃないのにね。
とはいえ、もう数合わせでとりあえず採っておけという時代ではないのは確かですね。 何かしらスペシャルな特徴を持った人材じゃないと、引っかからないということでしょう。
単にお勉強が出来る優等生じゃなくて、自律で行動できる人材ですね。