片山右京 富士山で遭難 同行者2人不明

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片山右京さん「2人の無事を祈るだけ」 - 社会ニュース : nikkansports.com

18日午前0時50分ごろ、静岡県側から計3人で富士山に登った元F1レーサー片山右京さん(46)から「一緒にいた2人のテントが飛ばされた」と、経営する会社関係者を通じて県警御殿場署に通報があった。午前7時半ごろにも「1人が死亡したようで、1人も危ない」と連絡があり、捜索に当たった県警山岳救助隊が午後0時20分ごろ、標高2200メートル付近で片山さんを発見、保護した。自力で下山する途中だったといい、意識はしっかりしているという。

南九州をツーリングしていたとき、開聞岳のふもとのキャンプ場にテントを張ったんですが、台風並みの低気圧がやってきてて物凄い風が吹いて怖かったです。 寝てると、モンベル・ムーンライト3が何度もペシャンコになりました。 幸い飛ばされはしませんでしたが、ポールが1本曲がってしまいました。

それにしても問題は、『イッテQ』の「ウッチャン冬の富士山からご来光」の企画が、放映されるのかどうかですね。

右京さん悲痛!富士遭難1人生還 - 社会ニュース : nikkansports.com

静岡県警によると片山さんは、経営する「片山企画」のカメラマンで東京都八王子市の宇佐美栄一さん(43)とアウトドア企画担当で横浜市港北区の堀川俊男さん(34)と3人で17日午前6時30分、御殿場口から登り始めた。片山さんが先行し、8合目に先にたどりついた。遅れた2人は6合目と7合目の間で強風で進めなくなった。無線で連絡をとり、片山さんが戻ってテントを張った。
 
片山さんは南極での登山を想定し1人用を設営、2人は2~3人用のテントを張り、17日午後5時ごろには就寝した。風が強くなり、片山さんのテントのポールが折れた。午後11時40分ごろ外に出ると2人のテントがなかった。東側下方に約200メートルの場所に破れて壊れたテントを見つけた。そばに2人が倒れていた。事務所に電話を入れて、警察への連絡を指示した。宇佐美さんに声をかけると「寒いけれど、大丈夫だ」とはっきりした返事を聞くことができた。だが、堀川さんはパニック状態でうめき声を上げていた。
 
山岳カメラマンの宇佐美さんはヒマラヤ登山を経験したベテランだ。堀川さんは夏の富士山に4回ほど登ったことはあったが、冬の富士山は初めて。雪原を歩く子ども参加のイベントを企画していた堀川さんは同行を希望し宇佐美さんと組んで登ることになった。片山さんは宇佐美さんを「ウサちゃん」堀川さんを「ホーリー」と呼ぶ仲だった。
 
片山さんは2人を並べるようにして毛布でくるみ、寝袋を掛けて、2人の上に覆いかぶさり「頑張れ、頑張れ」と声をかけながら体をさすり続けた。だが、猛烈な寒さに次第に体力は奪われた。
 
明け方近く宇佐美さんは深くため息をつくと、泣きだした後に言葉を発しなくなった。片山さんは「ウサちゃん、ウサちゃん」と何度も呼び掛けたが、脈をとると既に止まっていた。静岡地方気象台によると、18日の明け方ごろ富士山頂付近は、氷点下26・4度を記録したという。

片山右京に登山経験があるとはいえ、ガイドが付いてしっかりしたサポート体制があってのことですからね。 会社の上司でパーティーのリーダーである右京が、なんで一人だけ先に登っちゃったんでしょうかね?
トムラウシ山での遭難事故も悲惨でしたが、今回の遭難事故もリーダーがしっかりしていれば防げたように思います。

asahi.com(朝日新聞社):片山右京さん「全部自分の責任です」 2遺体と涙の対面 - 社会

会見で事務所のスタッフが遺族のコメントを読み上げた。堀川さんの父親の和男さん(68)は「若くして亡くなったのは親として残念なことですが、喜んで出掛けた美しい富士山で仲の良い先輩と最後を一緒にできたことは幸せだと思う」とコメント。宇佐美さんの妻の直子さん(45)は「思い残すことはたくさんあるが、好きな山で逝(い)くことができてよかったと思います」との文面を寄せた。それを聞いた片山さんは嗚咽(おえつ)をもらした。

はぁ~。 山男の家族は、ちゃんと覚悟が出来ているんだね。 なんともはや。