ホンダ、軽向けアイドリングストップや簡易HVを開発中

ホンダ、専用HVやアイドリングストップなど軽向け新燃費技術開発|GAZOO.com

開発中のアイドリングストップシステムは、5~10%の燃費改善を目標に実用化を目指している。乗用車への搭載も含め国内外での展開を検討しており、近く海外で商品化する模様だ。軽に採用する際にはベースエンジンの改良や軽量化と組み合わせて、燃費を30・0キロメートル/リットル台に乗せる考えだ。一方、ハイブリッドシステムは、「インサイト」に採用しているIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)ではサイズが大きく、軽自動車への搭載が難しい。このため、小型・軽量化を図った専用システムの技術確立を目指す。「軽のハイブリッド車で30キロメートル/リットル台の前半では顧客に納得してもらえない。35キロメートル/リットル以上を燃費性能のターゲットにする」(同)考えだ。(中略)
 
一方、ホンダは現行の軽乗用車の燃費性能が21・0~22・0キロメートル/リットルの水準。これに対し、「軽自動車は今後もクルマのダウンサイジングに合わせて根強いニーズが出てくるだろう。競合他社が30キロメートル/リットルを目指すのならば、それがひとつのベンチマークになる」(同)と商品強化の方向性を示した。「新システムの商品化はコストや価格の折り合い次第」とするものの、開発作業を加速し将来の拡販に備える考えだ。

ダイハツやスズキが軽の燃費改善に力を注いでいるのに比べ、ホンダは小型車で手一杯なのか取り組みが遅れていますね。
CVT導入するだけでも1.5km/Lは違うでしょうから、アイドリングストップやHVを出す前に、せめて24km/Lまで伸ばしてほしいですね。

一方で、米国向け大型HVも開発中のようです。

ホンダ、大型HVで米攻略 10年代早期、車種充実を加速(フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース

ホンダは14日、2010年代の早期に米国へ大型のハイブリッド車(HV)を投入する方針を明らかにした。排気量は3000cc以上のクラスになる見込みで、米国市場で根強い大型車のニーズにこたえる。同時に、20年までには先進国で販売する車の50%をHVにする方針を表明。さらに家庭で充電できるプラグイン・ハイブリッド車(PHV)について、製品化を前提とした開発をスタートしたことも明らかにした。HVをエコカー戦略の中核に据え、多様なニーズにこたえる戦略を加速させる。

とはいえこちらもあと2、3年は掛かりそうですね。