NIKKEI NET（日経ネット）：首相「マニフェストに沿えず、おわび」 暫定税率「仕組み廃止・水準維持」
鳩山由紀夫首相は21日夕、首相官邸で民主党の小沢一郎幹事長に税制改正の方針を伝え、了解を得た。民主党は衆院選マニフェスト（政権公約）で暫定税率の廃止を盛り込んでいたが、小沢氏は暫定税率を維持して税収を確保すべきだと求めていた。首相は21日夜、首相官邸で記者団に「地球環境、景気の２つの問題を考え、仕組みそのものはいったん廃止するが、税率を維持することにした」と説明した。自動車重量税は国の取り分の半分（約1800億円）を削減する。税収の大幅な落ち込みに対応するため、公約を転換する形となったことは「マニフェストに沿えず、率直におわび申し上げなければならない」と述べた。
もはや民主党のマニフェストは、完全に破綻していますね。
ちなみに財源うんぬんというのは、まったく理由になりません。
民主党は「ムダを減らせば財源はある」と言い続けてきました。 景気後退で税収不足というのも、一年以上前にリーマンショックが起きたときから予想できたことです。 それが見えていなかったとすれば、単に無能なだけだと思います。
馬淵副大臣は大幅減額を否定せず---高速道路無料化予算 | レスポンス自動車ニュース（Response.jp）
2010年度の高速道路無料化予算の概算要求6000億円について、国土交通省が大幅圧縮をする方向で検討を始めたという一部報道に対して、馬淵澄夫副大臣は21日の定例会見で明確な否定をしなかった。（中略）
高速道路無料化は予算を6000億円から1000億円程度に圧縮する方向で、国交省と財務省が調整に入ったという報道がすでになされている。
来年夏の参院選で、民主党がどのようなマニフェストを掲げるのか分かりませんが、このような体たらくでは誰も信用しないでしょうね。