asahi.com(朝日新聞社):強くて、切っても元通りの新素材 原料のほとんど水分 - サイエンス
全体の重さの95%以上が水分で、他の原料は、化粧品などにも使われる天然由来の粘土(2~3%)と、新たに開発した有機物(0.2%以下)。室温で数秒間混ぜると、この有機物が水に混ざった粘土のつなぎ目役となり、大量の水を含んだまま固まる。廃棄後には、自然界の酵素によって分解する。
こんにゃくの約500倍の強度があり、切っても、切断面がくっつき合い、数秒で元通りになる。ゴムのような弾性も実現できる。相田教授は「手術中にも簡単につくれ、傷口をふさぐ材料に使ったり、人工関節の成分として使ったりできるだろう」と話す。強度を高めるなどの改良を進めれば、プラスチックなど一部の石油製品を代替する可能性もあるという。
へー、 面白い物質だね。 人工軟骨とかに使えそう。
あと斬鉄剣を受け止める用途とか。