Net Vista M42 SlimのM/B交換の考察

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IBMのNet Vista M42 Slimを2台使用している訳なんですが、スリムタイプの筐体ですのでM/Bのフォームファクタは、ライザーカードを使用するNLX (New Low Profile eXtended)になっています。

6290-3.jpg

当然ですが、ATXやMicroATXのM/Bと交換することはできません。

下の写真は6290-34Jの写真ではありませんが、PCIスロット以外はまあこんな感じ。

6290-1.jpg

それはD945GCLF2やD510MOなどのMini-ITXのM/Bでも同じことです。

D510MO_lg.jpg

ただM/Bの大きさ自体はMini-ITXの方が小さいので、バックパネルが合わないことやPCIスロットが使えないことに目をつぶれば、載せること自体は出来るかもしれません。

D510MO.jpg

ちなみにMIni-ITXの取り付け穴は、ATXやMicroATXと互換性があるそうです。

nejiana.jpg

GbEもオンボードだし、Webサーバー用途ならPCIスロットで何か増設する必要はないでしょう。
D510MOはパラレルATAがないので、SATA接続のスリムDVDドライブ(4、5千円)が必要になりますが、でもちょっとソソられますね(パラレルATAがあるD945GCLF2にするという手も)。

デスクトップ用途だと、D510MOはDVI出力がないのが大きなマイナスですが、AOpenの nMCP7A-ION94 のようにNVIDIAのIONチップセットを採用したM/BならDVI出力もあるみたいです。 でもAtomは浮動小数点演算が弱いので、あえてデスクトップで使おうとは思わないですね(値段もソコソコしますし)。


Webサーバーの6290-34JはPentium4 2.53GHzなので、ちょっと消費電力が大きめです(それでも最大58W)。 24H稼働のサーバーは、電気代に与える影響も大きいので、検討する価値はあるかもしれません。