ホンダ社長 「円高の状況下で大量の輸出は考えられない」

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円高傾向は今後も続くと予想=ホンダ社長(ロイター) - Yahoo!ニュース

ホンダの伊東孝紳社長は11日、デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーでインタビューに応じ、円高傾向は今後も続くと予想していると述べた。
 
同社長はまた、米国での市場シェアを2010年は前年の11%から引き上げたいとの考えを示した。
 
ホンダ・ノースアメリカの岩村社長によると、米国の自動車販売台数全体は2010年は1100万台と、前年の1040万台から増加する見通し。
 
伊東社長は、現在のような円高の状況下では、大量の輸出は考えられないと語った。

デトロイトショーってまだやってるんだね。 すっかりデリーの影に隠れてしまっているけど。
1ドル90円±5円程度をベースにした場合、輸出しても採算が悪いもんね。

米国ホンダ、現地生産比率が過去最高…09年実績(レスポンス) - Yahoo!ニュース

米国ホンダは8日、2009年に米国で販売された新車に占める現地生産比率が、83.8%と過去最高に達したことを明らかにした。
 
ホンダは現在、北米に7拠点の完成車工場を持つ。その内訳は、米国が4、カナダが2、メキシコが1だ。生産車種は15車種に上る。ホンダブランドでは、『シビック』『アコード』『CR‐V』『パイロット』『オデッセイ』『エレメント』『リッジライン』などを、アキュラブランドでは、『TL』『ZDX』『RDX』『MDX』を生産している。
 
2009年のホンダの米国新車販売は、前年比19.5%減の115万0784台。このうち、北米7工場で生産された車種が占める割合は83.8%と、過去27年で最高の比率に達した。
 
またホンダは1987年から、北米から世界100か国以上に向けて輸出を開始。2009年は約2万7000台を出荷しており、累計輸出台数は96万台に到達している。
 
ホンダは1996年以降、米国販売に占める現地生産比率を75%以上に保ってきた。米国ホンダの岩村哲夫社長は、「今後も80%台の現地生産比率を維持していきたい」とコメントしている。

米国の議員や国務長官が、エコカー減税を貿易障壁として批判するなど、保護主義の高まりが懸念されるので、こういう発表があるのでしょう。

昔はアコードやシビック、CR-Vは、中西部以東は現地生産車、西部は日本からのCBUという棲み分けでしたが、今はほとんど現地生産車でしょう。
いずれジャズやシティの北米生産が始まっても不思議じゃないですね。 そうなると現地生産比率は90%以上になるかもしれません。