ただし、「安ければ売れる」という単純なものではないようだ。こうした開発競争の起爆剤となったクルマの販売で異変が起きている。インドの大手自動車メーカー、タタ・モーターズの超低価格車「ナノ」だ。(中略)
そのナノに購入キャンセルが相次いでいる。インドの自動車市場に詳しい関係者は、「金融機関にナノの自動車ローンを申し込んだ購入希望者のうち、かなりの割合がキャンセルしている。銀行によっては50%以上の解約率に上るようだ」と話す。ローンキャンセルが相次いだ結果、タタの購入を申し込んだ人のうち、 10%から15%が取りやめているという。
そりゃまあ景気はいいから先々収入も増えそうだし、もう2年くらいすれば各社から50万ルピーの「ちゃんとした」クルマが沢山出てきます。
いまムリして10万ルピーの「ナノ」を買わなくてもいいんじゃないか、と思うよね。