まっすぐに補正してくれる電動パワステ、日本精工が開発 | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)
日本精工は23日、直進走行中に路面の傾斜などによる車両の直進走行感(オンセンター感)の低下を検知して、自動的に直進走行感を補正する制御機能を備えた電動パワーステアリング(EPS)を開発したと発表した。
今回開発した直進走行感向上機能付き電動パワーステアリングは、ハンドルの操作力を軽減するEPSに電子制御技術を応用し、路面の傾斜や車両・タイヤの経年劣化などによる偏りを検出し、直進走行感を高める補正を自動的に行う制御機能を持つ。
この製品は、EPSが備えている既存のセンサを活用し、タイヤが発生する反力を推定する。その反力を用いて車両の直進状態を判断、直進走行に必要なハンドル操作を補正する。この結果、ドライバーが直進走行を保つためのハンドル操作が低減され、運転の負担が軽減するとともに、直進走行感も向上する。
高速道路や幹線道路などでドライバーの運転の負担を軽減し、安全性を高める。
クルマに対するユーザーのコンプレインで、もっとも多いのは車体流れだといいます。
原因としては、サスペンションのアライメントやタイヤのコニシティ、RFVなどがあるんですが、EPSでそれを補正しちゃうということですね。
うーん。 便利な機能ではありますが、こういうものに頼らず基本的な走行性能を上げてほしいですね。