タタ ナノ、インドで車両火災事故が頻発(レスポンス) - Yahoo!ニュース
このナノに降って沸いたトラブル。問題の事件は22日、ムンバイで発生した。納車されたばかりのナノでドライブを楽しんでいたSatish Sawantさん。痛いほど街の視線を集め、気分も上々だ。
45分ほど走行した時だろうか、追い越していくバイクのライダーが、みな何か叫んでいる。「火が出てるぞ!」と。慌てて車を止めたSawantさん。車外に飛び出すと、車両のリア付近から出た炎は瞬く間に広がり、ようやく手にいれた愛車、ナノは全焼した。幸い、Sawantさんに怪我はなかったが、「どうしていいか、わからない状態だった」と、その恐怖を語っている。
実は、ナノには2009年、インド国内で同様の車両火災が3件報告されている。タタは「ステアリングホイール付近のスイッチの電気系不良」を認めており、「最新販売車に関しては対策済み」としている。
しかし、22日の車両火災は、対策済みの車両で起きており、しかも発火場所はエンジン付近。タタは「原因を調査中」とコメントしている。
車両火災というのは、自動車メーカーとして最も起こしてはならないトラブルの一つです。
タタは商用車では大手で、経験が少ないメーカーではないハズですが、こういうところが名の通ったメーカーとの違いですね。