全世界でクラス超えの“質感” ホンダ新型スクーター「PCX」開発の山口氏(産経新聞) - Yahoo!ニュース
--「グローバルモデル」を開発するうえでの苦労は
「一番大変だったのは(車体の大きさなどの)パッケージングだ。欧米の体格が大きい人が乗っても窮屈にならないようにすると同時に、日本やアジアの小柄な人が乗っても大き過ぎると感じないように気を配り、バランスに腐心した」
--具体的には
「例えば、ホイールのサイズは14インチにした。日本では、10、12インチが主流だが、欧州では、イタリアなど石畳のある国が多く、16インチが中心。14インチにすることで、各国で乗りやすくした」
--車体の大きさはどうやって決めた
「開発過程で、世界の各地域でテストライダーのほか、営業の方にも乗ってもらい、試した。開発途中で各地の見本市に出展したコンセプト・モデルはやや大柄だった。その後、タイのバンコク市内のような所で乗るスクーターとしては大きすぎることがわかった。車の間をすり抜けて交差点の前に出てくるライダーが多いからだ。結局、デザインを大きく変えてコンパクトにした」
バンコクですり抜けが出来るようなら、東京都内でも大丈夫でしょうね。