asahi.com(朝日新聞社):点検パックで囲い込め ディーラー注力、販売の半数に - 愛車
自動車販売会社が、新車販売時に車検までの法定点検や消耗品費用などを組み合わせて割引価格で売る「メンテナンスパック」に力を入れている。日本自動車販売協会連合会(自販連)の調査では、新車を買った人の半分が購入。市場が冷え込むなか、アフターサービスで稼ぐ狙いだ。
メンテナンスパックは新車購入者を対象に、車検までの法定点検やエンジンオイルなど消耗品の交換費用などを組み合わせ、通常料金より2、3割安く提供するサービス。自販連が2008年度の販売状況について会員1307社を対象にアンケート(883社が回答)した結果、このサービスをセットで新車を売ったケースが49.3%に上り、07年度より3.1ポイント増えた。
メンテナンスパックは、販売店にとって顧客を囲い込む効果もある。新車を購入した販売店で6カ月点検をする顧客の割合は08年度に78.5%と、07年度と比べ2.8ポイント増えた。24カ月点検も同1.5ポイント増の47.6%となった。
新車販売の利益なんて微々たるものですから、アフターサービスで稼ぐしかないんですよね。
ただこれも整備工場やGSなどとの争奪戦ですから、簡単な話ではないのですが。