ポスト新長期排出ガス規制、世界で最も厳しいPM排出基準値

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

ポスト新長期排出ガス規制、世界で最も厳しいPM排出基準値|GAZOO.com

継続生産車への適用が9月1日から始まるポスト新長期排出ガス規制では、粒子状物質(PM)の規制値が米国の排出ガス規制「US10」(1月から適用)をわずかに下回り、世界で最も排出レベルが低くなる。欧州の現行規制「ユーロ5」に比べると3分の1のレベルで、国内のディーゼル排ガス規制でPM削減が大幅に進んだことになる。
 
国内のディーゼル排ガス規制は過去、窒素酸化物(NOX)の削減を優先して進められてきた。このためNOXとトレードオフ関係にあるPMの規制値は10年前までは欧米に比べ緩かったが、段階的に規制値を強化。2005年の新長期規制で欧米並みになり、ポスト新長期では世界で最も厳しい基準値を適用した。
 
一方、窒素酸化物(NOX)規制値が10年時点で最も厳しいのはUS10で、ポスト新長期規制の3分の1に当たる規制値が1月から義務付けられている。欧州はPM、NOXとも現行規制の比較では日米より緩くなるが、次期「ユーロ6」では日米を上回る厳しい規制値を課す見通しとなっている。

いいかげん、足並み揃えて規制してもらえないですかね? いたちごっこだもんね。