マツダ 欧州向け「RX-8」販売終了

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マツダ 欧州向け「RX-8」販売終了 エコカーシフト強まる(産経新聞) - Yahoo!ニュース

マツダが、ロータリーエンジンを搭載したスポーツ車「RX-8」の欧州での販売を終了することが7日、明らかになった。現地の新しい排出ガス規制「ユーロ5」に適合しなくなるためだ。
 
欧州向けモデルは広島県の本社工場で生産しているが、6月に生産を終了。在庫がなくなり次第、販売を停止する。日本や米国など欧州以外での販売は継続するとしている。
 
マツダは03年から欧州でRX-8の販売を始め、04年の販売台数は1万8525台に達したが、09年は1128台にとどまっていた。
 
排ガス規制は世界的に強化されており、ホンダも4ドアセダンのスポーツ車「シビック タイプR」の生産を8月末で終了する予定で、各メーカーはハイブリッド車などエコカーへのシフトを強めることになりそうだ。

シビック タイプRの生産中止は、排ガス規制と関係あるんだっけ?

RX-8平成17年規制(新長期規制)対応でCO2排出量は247g(6MT)です。
シビック タイプRも平成17年規制対応ですが、CO2排出量は 211.1gです。 でもタイプRユーロだって平成17年規制対応で 200.1gですからね。

ユーロ5に適合できないということは、平成22年排出ガス規制(ポスト新長期規制)もクリアできないんでしょうね。

asahi.com(朝日新聞社):マツダ「RX―8」、欧州販売から撤退 排ガス規制が壁 - ビジネス・経済

マツダによると、既に販売している車に2011年1月から適用される排ガス規制「ユーロ5」の窒素酸化物や粒子状物質の基準値にRX―8は適合しないという。欧州向けは本社工場(広島市南区など)で生産しているが、6月で終了する。
 
RX―8は03年に日米欧で発売。04年に世界で6万台近く販売したのがピークで、欧州ではその3割にあたる約1万8千台が売れた。しかし、スポーツ車離れや経済危機で、欧州での09年の販売台数は1128台に落ち込んだ。このためマツダは「技術的には排ガス規制をクリアできるが、コストに見合わない」と判断した。

年間で千台ちょっとでは、確かに割に合わないでしょう。
ところで日本では09年に何台売れたのでしょうか? 調べてみると3281台でした。 09年度では2840台ですね。
3千台あれば対応できるのかな?

マツダ RX-8 欧州販売終了…次世代ロータリーの行方は?(レスポンス) - Yahoo!ニュース

マツダ『RX-8』が、新しい排ガス規制「ユーロ5」に適応できないため欧州での販売を終了すると伝えられた。ただ、直噴技術により燃費を向上した次世代ロータリーエンジン「16X」が2010年代の初頭に導入される予定となっている。
 
RX-8は、現在ロータリーエンジンを搭載する唯一のクルマで、現行モデルは03年の発売から7年を経過している。次世代ロータリーエンジンの登場は10 年代の初頭とのことなので、次期RX-8とともに登場してくることが想像できる。

今はレシプロの「SKY」シリーズに全力をあげているところでしょうからね。 早くて2012年でしょうか。